マラソン

私は学生時代陸上部に所属していました。私が高校を卒業した頃に高橋尚子選手がシドニーオリンピックのマラソンで金メダルを獲得しました。あの衝撃は今でも忘れません。いとも簡単にライバルを引き離して悲願の金メダルを獲得した姿は本当に格好良かったです。リディアシモンとの一騎打ちはまさに激戦でした。あのサングラスを投げた瞬間のスパートは本人は否定していましたが、あれはまさに作戦がちだと思います。実際にあのサングラスに気を取られたシモンがサングラスを目で追いかけている時に高橋尚子はスパートをかけました。あの頃、高橋尚子選手はまさにマラソン界のスターでした。誰にも負ける気はしないくらいのオーラがありました。しかしシドニー以降は衰退して生きました。あの光景は信じられませんでした。モチベーションの維持が難しかったのもあったのかと思いますが、あっけなく女王は引退してしまいました。スポーツ選手は短命と言われますが、まさにその通りだなと思わせられた瞬間でした。金メダルを取ってしまい目標を達成してしまった後の気持ちの持って行き方というのは難しいものはあるのかもしれません。それは本人にしかわかりませんが、やはりメダリストといっても人間です。そういった宿命も背負っているものなのだと考えさせられました。